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BMW F800STのグリップ交換(その3)

2017年5月27日土曜日

まずはグリップをお湯に浸けて暖めます。こうすることでグリップが膨張し、装着しやすくなるためです。
完全に水分を拭き取ったら、ヘアスプレーをグリップ内部とハンドルバー側に吹きかけます。ヘアスプレーは最初は液体状なので装着する際の潤滑材になり、乾くと粘性が出てグリップが空回りするのを防いでくれます。
ヘアスプレーを吹きかけたら素早くグリップを装着します。根本部分に切り欠きがあるので、そこにヒーターの出っ張りが収まるよう狙いを定めて押し込みます。普通だとグッと体重を乗せて押し込んでいく必要があるのですが、意に反してするっと入ってしまいました。
あれっ、グリップを手で回すと端の方がグニュっと捻れます。このグリップはヒーターの厚み分だけ通常のグリップより穴径が1〜2mm広くなっているのですが、どうもそれがやや大きいようで、ただ差し込んだだけでは空回りしてしまうようです。
しかし、これではバイクの重量を支えられずに、悪くすれば転倒してしまう恐れもあります。そこで、一旦グリップを外し、ヘアスプレーを拭き取った後に、今度はボンドを使用することにしました。
使ったのは「セメダインSUPER X ゴールド」。これは合成ゴムの接着ができ、固まっても適度に柔らかいのでグリップの接着に適している筈です。
ボンドをヒーター基盤上に残っている細いゴムのスペーサーに乗せていきます。
今度はヘアスプレーを付けずにそのまま押し込みました。さきほどと違ってスルっとは入っていかず、体重を乗せて徐々に押し込んでいかなければ入りません。でも、この方がしっかり固定されている感じがして安心できます。
ちゃんと奥まで押し込んだら、アクセル側も同じようにやっていきます。
こちら側はアクセルワイヤーの溝に古いグリップが固着していて、外すのに少し苦労しましたが、それでも無事に外し終わり、ヒーター基盤が顔を出しました。
アクセル側も同様にボンドを塗って新しいグリップを押し込み、最後にグリップエンドを装着して完成です。

じゃ〜ん!どうです。見事にグリップ交換に成功しました。
作業時間はおよそ30分くらい。やり方がわかればそれ程たいへんな作業ではありませんでした。同じことをされる方はどうぞ参考になさってください。



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