前日は快晴でしたが、、 |
昨夜は疲れが出て10時前には就寝してしまいましたので、5時に目が覚めました。
温泉は6時からなのでしばらく時間を潰して6時と同時に大浴場へ。
誰も居ないと思ったら、5人くらい先客が。皆さん早起きですねえ。というか6時前から入れたの?
朝ご飯は6時半からなんだけど、これまたあっというまに満席に。みんなどんだけ早起きなんだよ。
普段ならぜったい食べない量の朝ご飯をしっかりと食べて7時過ぎには出発です。
今日は熊野三社を巡る予定です。朝早く出たので金剛峯寺にも行けるでしょう。
ルートは那智大社、速水大社、本宮大社の順です。
最初に訪ねる那智大社は那智の滝とともに有名ですね。こちらの本殿は山の上に建っていて、500段の階段があります。
でも安心してください。実は本殿のすぐ近くまで上がれる道があるんです。防災道路っていって、駐車場のちょっと先から上がる道があります。こちら車だと800円かかるのですがバイクは400円とお得です。
ブーツなど重装備のライダーは400円を払ってちゃっちゃと上るのがお薦め。御利益が減る?なんてことは考えないようにしましょう。500段も階段登って脚がガクガクになっちゃったら、それこそ安全に支障をきたしますからね。
バイクは400円で階段登りをスルーできます |
こんな感じで参道に出られます |
残りはたったけれだけ |
防災道路を使わないとこんな階段を延々と500段も登ることに |
那智大社の本殿 |
こんな大きなおみくじもあります。私は末吉でした |
隣にはお寺が。なぜ神社にお寺?と思った人はエライ!ぜひ調べてください。これも日本の歴史です。 |
お寺の先には那智の滝と三重塔が見える絶景の舞台があります |
那智の滝とGS |
那智大社の次は速水大社。こちらは町の中の平坦な場所に建っていますのですごく楽にアクセスできます。
速水大社 |
ご神木の「梛(なぎ)」の木 |
本宮は階段をショートカットできませんが、那智ほどの段数はありません |
そうか!令和元年初詣なんだ。めでたいじゃないか |
本宮は4箇所お参りします |
4番目に天照大神の御殿があります |
お隣には縁結びの神様も。忘れずにお参りしましょう |
境内には熊野大社のシンボル「八咫烏」が届けてくれるポストもあります |
本宮から金剛峯寺までは最短ルートの国道168号経由で行けば80km。ところが高野龍神ライン経由だと1.5倍の120kmの山間ルートを走ることになります。ですが、高野龍神ラインは日本の名道のひとつ。走らないわけにはいきません。また、すっかり体に馴染んだGSがその気にさせてくれます。
GSの素晴らしいところは、ワインディングも早く、楽しく、安全に走れること。何と言ってもテレレバーフロントサスが秀逸。どんなに急制動してもまったくノーズダイブすることなく、地面と平行を保ったまま力強く吸い付くように減速してくれます。また、水平対向の超低重心はコーナリングをすごく安定させてくれますし、1250になって増した低速トルクのおかげでコーナー出口で力強く加速してくれます。おかげで自分ではゆっくりと走っているつもりでも、結構なスピードが出ていたようです。GS乗りには自制心も求められますね。
昨日は気温が30度だったのですが、竜神スカイラインは標高が1000mにもなるので気温が15度にまで下がっていました。途中でメッシュグローブをレザーに変えて、ウェアもインナーを着込みました。
そしてついに金剛峯寺に到着。今回の旅の最後の訪問地です。到着すると同時に雨が降り出しました。
拝観料を払って中に入ると、びっくり。
見事な襖絵の数々。撮影禁止だったので何も撮れませんでしたが、すっごく見事な作品の数々で、中でも最澄が描いた中国の絵は当時相当に度肝を抜かれたであろう最澄の感動がひしひしと伝わってくる傑作でした。
今回は雨も降ってきましたし、名古屋まで帰る時間もぎりぎりなので空海の霊廟である奥の院は訪ねられませんでしたが、ぜひまた来たいと思ったので、次の機会に残しておきたいと思います。
金剛峯寺 |
見事な庭です |
こちらは食料保存庫だそうです。上の白い紙のお陰でネズミが落ちてしまうとか。見事です |
GSのシールド効果は雨の時も健在。上半身もヘルメットのシールドもほとんど濡れません。さらに意外な発見だったのは水平対向の飛び出したシリンダーが雨よけとしてすごい効果的だったこと。道からの泥はねも防いでくれて、パンツもシューズもこれまたまったく濡れません。
お陰で金剛山から名古屋までの雨の高速道路230kmをほとんど濡れずに走りきることができました。
いやー、すごいです、GS。
欲しい度メーターが完全に振り切ってしまいました。
伊勢神宮と熊野三社と金剛山に詣でて煩悩をすっかりと浄化した筈なんだけどね。
令和元年、伊勢・熊野・高野山、全行程800kmの旅 |
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