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ステッカー貼ってみました

2019年5月19日日曜日

由比ヶ浜。ここでサンドイッチ食べてたらトンビにさらわれた。指も引っ掻かれたぞ。

ステッカーを貼ってみました。どうでしょう ?

今までの軍用車的な感じも好きなんですが、少しだけスポーツテイストを出してみました。


R1250GSを試乗

R1250GS

いやー、いいですねえ、これ。

R1250GS。これまでのR1200GSのアップデート版です。車名では50ccしか増えていないように感じますが、実際には84cc増えていて、最高出力は11ps向上した136ps、最大トルクは1.8kg-mアップの14.6kg-mとかなりパワーアップしています。さらに可変バルブ機構もついて、モトラッドの人曰く、「これ乗っちゃうともう1200GSには戻れないっすよ」だそうです。

でもホント、めちゃくちゃいいバイクです。試乗してみて一番いいなと思ったのが、全くノーズダイブしないところ。これは1200GSでも同じかもしれませんが、今のF800STと比べると別次元の乗りやすさです。それと、低速でのエンジンの安定性もすごかったです。F800STでは30km/h以下では2速にしないとノッキングがひどいのですが、1250GSは6速でもへっちゃら。これ驚きです。
スタイリングもいいし、世界中で売れているというのが良くわかります。
少し前までは「えっ !?アドベンチャー ?  ないでしょー」と言っていたのに、今ではすっかり虜になってしまいました。日本にはGSの醍醐味を味わえるフラットなダートはほとんどないのですが、高速道路の移動の楽さはメリットです。

GSの後にR1200RSも試乗したのですが、こっちは全然楽しくありませんでした。何と言っても膝の窮屈さはありえないでしょ、という感じ。

GS欲しいなー。でも高いんだよなー。
BMWの新車100日間無料体験キャンペーンに応募したから、当たらないかなー。
このカラーリングが一番のお気に入りです
(ライト・ホワイト/レーシング・ブルー・メタリック/レーシング・レッド)



フロントフォークオイル交換

2019年5月6日月曜日

 
新型前輪浮遊式バイク、、、では、ありません。
前輪を外した状態のF800STです。

今回は、フロントフォークのメンテナンスです。
少し前ですが、下の写真の通り、左フロントフォークからオイル漏れの痕跡を発見していました。かなり古いモノのようで、パーツクリーナーで擦っても落ちないほど固着した状態です。つまり、オイルシール交換が必要ということです。

左フロントフォークのオイル漏れの痕跡
F800STは現代のバイクにも関わらず、いたってシンプルな正立フォークなので、作業はそれほど難しくはありません。
まずはセンタースタンドを立てて、エンジン下にジャッキを噛ませます。これでフロントタイヤを外す分だけ前輪を浮かせることができます。
そうしたら、ブレーキキャリパーを外します。左側にはABSセンサーが付いているのでこちらも忘れずに外しましょう。取り外したブレーキキャリパーは、ホースを痛めないように紐で吊しておきます。

ブレーキキャリパーを外したら、次は前輪のアクスルシャフトを外す訳ですが、これが堅い。ご覧の通り鉄パイプを差し込んで力を入れても回らない。。。なぜだ!

あれ?横のトルクスを緩めていない?

そうなんです、アクスルシャフトのすぐ横に緩み止めのためのトルクスがあるのです。これを先に緩めないといけないのに、先にアクスルシャフトを回そうとしたから、いくら力を込めても回らなかったのですね。横のトルクスを緩めるといとも簡単に回りました。
アクスルシャフトが回らない、、と思ったら横のトルクスを緩めてませんでした
アクスルシャフトを抜いたらフロントタイヤを外します。もちろんフェンダーは先に外しておきます。このときが一番上の写真の状態。
ちなみに、アクセルとフロントブレーキレバーの間に洗濯ばさみが挟まっていますが、これはブレーキレバーを握らないための注意です。もし握っちゃうと油圧ピストンが押し出されて隙間がなくなり、戻すのにものすごく手間がかかってしまいますので注意が必要です。

フロントタイヤが外れるとラジエター廻りが良く見えるようになったのですが、ステムダンパーに酷い油埃が着いているのを発見。ステムダンパーもオイル漏れを起こしていたようです。でも今回は清掃だけしてスルー。
ステムダンパーもオイル漏れしてました
フロントタイヤを外したら今度はフォークトップを外していきます。一番上のキャップは隙間に薄いものを挟んでこじるだけで簡単に外れます。キャップを外すと金属のキャップがリングクリップで固定されているのが見えますが、これを外すのが今回一番たいへんでした。

このフォークは金属のキャップを下に押しながらリングクリップの両端を先端の細い道具でこじって外すのですが、この作業をするには手が3本必要です。私には手が2本しかないので、仕方なくレンチを肩に当てて体重を掛けて金属のキャップを下に押しつけながら、両手でリングを外すという方法をとりました。これが、リングはクルクル回っちゃって外れないし、肩にレンチが食い込んで痛いし、超たいへんでした。
それでもしばらく悪戦苦闘を続けたところ、なんとかリングクリップを外すことができ、インナーチューブから金属のキャップとスペーサー、ワッシャー、スプリングを抜くことができました。
スプリングは上下がわからなくならないよう印をつけておく必要があります。私の場合は上側に紐を通して目印にするとともに、その紐をオイル受け皿の上に吊るしてスプリングのオイル切りに利用しました。
インナーチューブからスプリングが出てきました
インナーチューブを抜くためには、アウターチューブ底のボルトを外す必要があります。
インパクトドライバーを使って一気に緩めるのがコツですが、今回は用意していなかったので六角レンチで回したところ、やはり中のダンパーエレメントと供回りしてしまいました。近くにあった棒の先端を四角錐状に加工してインナーチューブの奥まで差し込んで、力を入れて押さえながらボルトを回したりしたのですが、うまく外れません。
ここが外れないとインナーチューブを抜くことができず、オイルシールの交換ができません。何度か別の方法も試して見たのですが、結果は同じです。こうなると専用の治具かインパクトドリルがないと作業を先に進めることができません。

当初はインナーチューブを車体につけたまま作業をするつもりだったのですが、ここで方針変更。幸いにしてボトムボルトを締めることはできましたので、オイルシール交換は次回に回して、今回はフォークオイルの交換のみ行うことにしました。

中から出てきたオイルは真っ黒。特にオイル漏れの痕跡があった左側はヘドロ化してました。フォークを何度もスライドさせて古いオイルを全部抜いて、新品のフォークオイルと入れ替えます。量は片方520cc。本当は油面調整すべきなんですが、古いオイルをしっかりと抜いて、規定量をきっちり計って入れれば問題はないでしょう。
ちなみに、フォークオイルはヤマハ純正フォークオイルが安かったので購入。1L缶を2本準備していたのですが、1缶で2本分の1040ccを取ることができました。ラッキー。
真っ黒なオイルが出てきました
古いオイルを全部抜いたらフォークを車体に戻します。この時、トップの突出長を事前に計っておいた長さに合わせるのを忘れずに行います。適当にやると左右の長さが変わって危険です。
フォークが付いたら新しいオイルをこぼさないように慎重に入れて、フォークを上下に何度もスライドさせてエア抜きを行います。
エア抜きが終わったらトップのキャップを戻して、前輪とブレーキキャリパーを取り付ければ完成です。

新品のオイルに交換した乗り心地は、とても良かったです。じわーっとなめらかに沈む込む感じが今までとは違います。
翌日のツーリングで300kmほど走りましたが、オイル漏れはありませんでした。

今回は、事前に用意しておいたダストシールもアウターチューブの差し込み径と合わずに交換できなかったので、次回こそオイルシールの交換を行いたいと思います。

[メンテナンスメモ]
・フロントフォーク SHOWA製43ミリ径
・ブレーキキャリパー固定ボルト トルクスT45 30Nm
・アクスルシャフト横ボルト トルクスT45 20Nm
・アクスルシャフト 22mm 50Nm
・アウターチューブ底ボルト 六角6mm 20Nm
・フォークオイル SAE10 520ml




 

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