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VESPA サイドスタンドのショートカット化

2021年7月4日日曜日


VESPA LX125ie のローダウン化に続いてサイドスタンドの装着です。ローダウン化したことでノーマルのままではバイクが直立してしまい、このままでは使えません。従って、ショートカット加工をする必要があります。

サイドスタンドは既に入手してあったBuzzettiというイタリアのバーツメーカーの製品ですが、こちら欧州車あるあるの「オートリリース」という恐怖の機構がついてます。バイクを起こすと自動的にサイドスタンドが跳ね上がるというものなのですが、バイクの転倒リスクを高めるだけで、必要性がまったく理解できない機構です。欧州でも不評なのか、動画サイトなどでも改造されている動画が出ているほどです。



今回はショートカット化と合わせてオートリリースの解除もやってしまいます。
といっても、さすがに4mmもある鉄板の穴開けやパイプの切断、溶接までは自分でやるには負担が大きすぎます。たまたまネットで見つけた溶接屋さんに依頼することにしました。
事前に日時を決めてサイドスタンドを持ち込むとその場で加工してくれます。時間は1時間ほど。料金は約1万円でした。

ショートカットはローダウン化により35mm下がったのですが、前輪はそのまま。つまり後輪だけ下がった状態です。サイドスタンドの取付位置は前輪と後輪の中間よりもやや前輪寄りなので、35mmカットしたら短くなりすぎてしまいます。そこで簡単な図を書きながら頭の中でイメージを重ね合わせて考えて、切断長を25mmと決めました。

オートリリースの解除はすでにネットでいろいろな方法が出ていますが、原理は一緒で、サイドスタンドをかけた状態の時にバネが反対側に縮むよう留め金の位置を回転軸の中心線の逆側に移動するだけです。
今回は元の留め金はそのままにして、新たに穴を開けてナットを溶接し、同じくらいの長さのボルトを取り付けることにしました。最初はボルトとナットを溶接してしまおうと思ったのですが、万が一ボルトが折れたときのために外れ止め剤をつけてダブルナットで固定するだけにしました。この方法だと振動で緩んで外れてしまう可能性もありますが、しばらくはこのままで試して見ようと思います。
また、スプリングはオリジナルでは2本かかっていたのですが、1本でも十分なので、とりあえず1本だけ取り付けることにしました。もう1本は予備で取っておけますので、万が一ボルトが外れてなくなってしまったときにも助かります。



で、結果はご覧の通り。

どうですか?いい感じでしょ。
ローダウン化によってセンタースタンドが凄く重くなってしまったので、これでスンタースタンドを使わなくてもバイクを停められるようになりました。



 

 

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