Googleタグマネージャー

ページ

Content

大発見!ベスパは純正部品だけでローダウンできる!

2021年6月12日土曜日


身長156cmの家族が免許を取ってベスパに乗るというのでローダウンを検討することに。
すると何と!ベスパ(LXシリーズ)は純正部品だけで35mmのローダウンができることを発見しました!

ウェブでいろいろと探っていたところ、プリマベーラなどではローダウン用のブラケットが売っているのですが、LXはまったく見当たりませんでした。前後ショートサスペンションキットは見つけたのですが、値段が5万円くらいするのでちょっと躊躇してしまいます。

どうにかプリマベーラのブラケットを流用できないかと写真をじーっと眺めていたところ、あれっ!?これって純正のブラケットの位置をずらせばローダウンできるんじゃない?と、ひらめきが。
ベスパLXシリーズは、リヤサスを取り付けているボルト穴が等間隔に3箇所開いていて、ノーマルでは前二つを使って固定しています。これを後ろ側二つに付け替えれば、リアタイヤが上方に移動するので、ローダウンできるかもしれません。

そこで、まずはパソコンを使ってシミュレーションしてみました。
写真の赤線がノーマルの状態、黄線がブラケットを後ろにずらした状態です。
行けそうです、いやきっと行ける!
ウェブではこうした記事を見つけることはできませんでしたが、きっと設計者は最初からローダウンできるように考えていたに決まっている。そう信じて、実際にやってみることにしました。

まずはセンタースタンドを立てるとリアタイヤが浮いた状態になるので、リアホイールの加重を抜いてボルトを抜きやすくするのと、ホイールの落下防止のために、タイヤの下に雑誌を重ねて入れます。
次にブラケットの3箇所のボルトを緩めます。裏側にナットがありますので、メガネレンチが必要です。
そしてこれが重要。3箇所全てのボルトを緩めたら一旦ブラケットを外して180度ひっくり返します。私は最初これに気づかずボルト穴を一致させられなくて苦労しました。同じ向きのままだとブラケットの下側がブロックと干渉してしまうのです。
ブラケットをひっくり返したら、タイヤの下にさらに雑誌を足して高さを調節しながらボルトを固定します。

以上、完了!めっちゃ簡単です。30分もあれば終わってしまいます。


念のため二人乗りして試乗しましたが、まったく問題ありません。サスペンションが少し固めに感じますが、底付きなどはありませんでした。

もしかしたらすでに知っていたという人もいるかもしれませんが、私にとっては大発見でしたので、ブログで皆さんにお知らせしておきます。

自分自身はノーマルの高さで不自由していなかったので、ベスパの視線の高さがなくなってしまったのは少々残念なのですが、ベスパは女性のユーザーも多いので足つきで悩んでいる人は良ければ試してみてください。






 

このブログを検索

Most Reading

Sponsor Link