長距離ツーリングでつらいことと言ったら、1位はケツ、2位はヒザというのは、多くのライダーが共感するところではないでしょうか。
R1200GSは長距離ツーリングに極めて適したバイクであり、SSやスポスタ乗りの方から見れば軟弱に聞こえるかもしれませんが、それでも改善できるなら改善したいというのが人情というもの。
で、今回はフットレストのお話しです。
エンジン出っ張ってるんだからそこに足を置きゃいいじゃん、という声が聞こえてきそうですが、確かに私もそう思って試してみたのですが、どうもうまく乗せられない、かなり無理すればいけないこともないのだけど、極めて不安定で危険、さらにヤケドの危険性大、ということでやはりフットレストが必要という結論になりました。
そこで今回装着したのはエンジンガードにポン付けできるワンダーリッヒのフットレストペグ。
写真のように、いい感じに装着できました。
しかし、ここに至るまでにはちょっとだけ試行錯誤があったので、紹介しておきたいと思います。
この製品は25mm以上のパイプに取り付けられるということで、純正のエンジンガードの場合だと外側の太いパイプが丁度25mmになります。メーカーの写真は私のGSとは異なる形状のエンジンガードなのですが、付いている場所はヘッドカバーの中心よりちょっと下くらいの位置なので、純正エンジンガードの上部でもだいたい同じ位置にきます。
なのでまずはそこに付けてみたのですが、、、
「武器?」ってくらい危険度MAX。
狭いところをすり抜けようとしたらガリガリやるのは目に見えています。
こりゃダメです。
ということで装着位置を下側のパイプに変更することに。
しかし、下側のパイプはやや細くなっていて、取り付け部のネジを目一杯閉めてもクルクル回ってしまいます。このままでは取り付けることができません。
そこでネットでスペーサーを探してみたところ、ばっちりなものがあるではないですか。
「ギザプロダクツ ハンドルバーシム 22.2mm→25.4mm」という自転車用のスペーサー(シム)が何とぴったりサイズ。
早速Amazonで発注して翌日には手元に届きました。
こちらの製品は長さが40mmあったので、鉄ノコで半分に切断。フットレストの取り付け部が20mmなのでこれまたピッタリサイズ。ラッキーが続きました。
で、取り付け終わった写真がこちら。
これならエンジンカードの内側に収まって、となりの車をガリガリする心配もありません。
閉じたときもすっきりとします。
この位置だと、エンジンガードの後ろ部分が干渉して土踏まずより少し前の部分しか足が乗せられないのですが、それでもあるとないでは大違い。実際に使ってみて不便だったらもう少し後ろに移動させようと思います。
次の長距離ツーリングがますます楽しみになってきました!