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そして、BMW R1200GSよ、こんにちは

2020年4月5日日曜日

嬉しいお知らせです。
BMW R1200GSが我が家にやってきました!

そうなんです、F800STを手放したのは、このバイクに乗り換えるためでした。

R1200GSは、以前行った紀伊半島一周ツーリングですっかり気に入ってしまい、良い出物をずっと探していたのですが、ついに「これだ!」というものが現れ、購入を決断しました。

「陸の王者」とも「上がりのバイク」とも言われますが、とにかくいいバイクです。
数年前までは「えっ、GS!? ジジィのバイクじゃん。あれ乗る人の気が知れんわ」とか言っていたのですが、ある日、F800STの修理で近くのディーラーを訪ねたときに、店員さんが何気なく言った「GSは今世界で一番売れているバイクなんですよ」という一言が心に刺さっていて、いつしかすっかりGSファンになっていました。
ほかにもよく見るYoutubeのチャンネルで、オーストラリアからGS(F800)に乗って世界一周している女性ライダーのコンテンツを見ていて、アドベンチャーバイクの魅力にすっかりはまったというのも強く影響しています。

で、このGS、実は福岡県で売っていたものなのです。
自分は東京在住なので、本来なら迷わずに陸送というところなんですが、見積をとったところまずまずのお値段が、、、

「ん?待てよ、せっかくバイクが九州にあるんだから、念願の阿蘇ツーリングしてからフェリーで送ればいいんじゃない?」と、ひらめきが。

調べてみると、往復飛行機代とフェリー代(無人航送)と宿泊費の合計額は陸送とたいして変わらんではないか。こりゃ、行くしかないわ。

というわけで、一路福岡へと向かったのでした。

(中略)

はい、という訳で、無事納車を終えて、いざ出発。

コースは「やまなみハイウェイ」から阿蘇市に向かい1泊、翌日は阿蘇を周遊してふたたび「やまなみハイウェイ」から由布院、別府温泉を経て、新門司港に向かうというルートです。

いやー、やまなみハイウェイ、素晴らしい!
間違いなくツーリングライダーにとっては聖地ですね。

行った時期がまた「野焼き」の直後ということもあって、真っ黒に開けた平原がなんとも神秘的。まるで火星を走っているかのような気分でした。

途中、眺めの良い場所があったのでバイクを停めたら、偶然にも天皇陛下御展望ポイントとのこと。ありがたや、ありがたや。



まっすぐの道や、視界がどーんと開けた道など、どこも最高!




阿蘇山の山頂では今でも噴煙が噴き出していて、噴火口から1kmは立入禁止となっています。それでも間近までいくとこの迫力。


いやー、ホントに阿蘇ツーリングは最高でした!

最後はフェリーに積み込んで、自分は飛行機でビューンとひとっ飛び。
翌々日の早朝に有明のフェリーターミナルで無事に再開しました。




むかーしむかしに北海道にフェリーで行ったときは、床の輪っかにベルトを何本も引っかけてがんじがらめに固定していたのだけど、今はスマートなのね。


 

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