このバイクの一番の魅力はエキ音ですね。ヨシムラサイクロンの系譜を引く4in1独特の官能的サウンドがすごくよかったです。思わず空ぶかししちゃいました ^^)
エンジンはもちろん、ポジションもアップライトで凄く楽。カウルは角度調整はできませんが、シートが長いのでおしりを後ろにずらすとすっぽりとカウルの空力の中に潜り込めて高速走行もラクラクでした。
アルミ削りだしのステップといい、大きめサウンドの集合管といい、ブレンボのブレーキといい、昔は社外品で買いそろえなければいけなかったものが、このバイクは純正品でついています。
車重も軽く、エンジンの吹けもよく、コーナーリングの取り回しも楽な文句のない良いバイクなんだけど、何かつまんない。。クラスの中の目立たない優等生という感じかな。
今までのバイクの個性が強かったからかもしれないけど、もう少し尖った部分があるともっと魅力的だったかもしれません。
ところで、今回はちょっとした事件がありました。
芦ノ湖の近くを走ってたらうなじのあたりがモゾモゾするので手で探ったところ「バチッ！」っと指にものすごい強い衝撃。その瞬間に蜂に刺されたとすぐにわかりました。
というのも、数分前に真っ黒で大きな蜂（クマバチ？）が胸のあたりに衝突したのです。恐らく衝突した蜂はジャケットに張り付き、うなじのあたりまでよじ登っていったのでしょう。そこを手で払ったから、蜂もびっくりして刺しちゃったのですね。革のグローブをしていたのに、凄い衝撃でした。
困ったことに周囲には薬局や病院がなかったので、急いで山を下っていき、最初の薬局で薬を買って塗ることにしたのだけど、指には黒い針がしっかりと残っていました。
VESPA（スズメ蜂）じゃなくて良かった。
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